月下美人は、平らで分厚い葉が特徴的な、夜から翌朝にのみ咲く花が美しい多肉植物です。
葉は長く垂れ下がるように生育するため、吊るして飾ることで楽しめる植物です。インテリアとしても抜群の存在感を発揮してくれます。月下美人の名を冠するものは様々あるのですが、本種は原種の月下美人で、「姫」がついているものは、花が小ぶりなものになります。香りが良く、花数が多いので、幻想的で美しい花姿を楽しむことができます。

学名：Epiphyllumpumilum
タイプ：サボテン科エピフィルム属非耐寒性常緑多年草
原産地：メキシコ
別名：姫月下美人(ヒメゲッカビジン)
開花時期：6月下旬～10月下旬
花色：夜?午前にかけて白い花を咲かせます。
草丈：1～3ｍ(鉢のサイズによって変動します。)
耐寒性：弱い
耐暑性：強い

【花木・多年草・宿根草苗に関してのご案内】
花木・多年草・宿根草は開花時期以外は、剪定後の花の無い葉だけの状態、または地上部の無い状態で出荷致します。落葉樹は秋から春の落葉時期は、葉が無いか葉が傷んだ状態で出荷します。そのまま植え付けて頂くと、生長時期に大きく育ち、枝数・花数が増えていきます。ご了承ください。

【育て方】

■日当たり・置き場所
室内の日当たりの良い場所、もしくは明るい半日陰で管理しましょう。
極端に強い西日や、夏場の強い日差しが当たる場所は葉焼けの原因となるため、半日陰に移動させましょう。
寒さに強くないため、冬場の休眠期は、室内の日当たりが良いところで管理することをおすすめします。

■用土
水はけ、風通しの良い土壌を好みます。
市販の多肉植物用の用土を使用するとよいでしょう。
元肥として、緩効性肥料を適量混ぜ込みましょう。

■水やり
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るぐらいたっぷり与えます。
また、水やり後にしっかりと風を通すことで、健康な株を作れます。
多湿にならないように注意し、特に冬場は休眠期のため、水は控えめにしましょう。

■肥料
緩効性肥料を月1回程度施してください。
または、月2回程度、液肥を施すことですくすくと元気に育ちます。
窒素分が多い肥料ですと、葉ばかりが茂り花付きが悪くなります。
そのため、リン酸や、カリ分の多い肥料を与えるとよいでしょう。
また、寒い時期に肥料が残ると、根が傷んで肥料焼けの原因となりますので、肥料は控えましょう。

■花がら摘み
花が枯れた後は、早めに切り取ります。

■病害虫
カイガラムシやアブラムシに注意しましょう。

【お読みください】
植物には個体差があり、お届け時には掲載画像と異なったイメージになる場合が御座います。背丈・株張りなどは出荷タイミングや季節などで、小さくなったり大きくなったりします。植物の状態を確認し、生育に問題が無い事を確認して出荷しております。ご了承ください。

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