複数枚のカードを引いてもらって当てるというマジックは観客がそれぞれカードを覚えておかなくてはいけないため、見る側もリラックスできません。
その点、このDVDで解説されているものは、観客が落ち着いて見ることができるので、良い反応を得ることができるでしょう。
マジシャンは両面が白いカードを一枚取り出します。
それは「カットカード」だと説明します。
カットカードとは、ブラックジャックなどをするときにディーラーが観客に手渡し、よく混ぜたデックの好きなところに差し込んでもらい、そこからカードを配って公正にゲームを行うために使うカードです。
三人の観客に自由に(本当に自由です)カードを引いてもらいます。
3枚のカードを受け取り、その上にカットカードを置きます。
そしてカットカードを裏返すと、なんと一人目の観客のカードがそこに印刷されているのです!
さらに次々とカットカードの表が残り2枚のカードに変化します。
「実はこのカードは触れたカードに変化するんです」と言って残りのデックをカットカードで撫ぜると、カードにはたくさんのカードがぐちゃぐちゃに印刷されているのです!
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